最新エビデンスで解説!サウナで血行促進&心血管リスクを減らす方法

サウナ健康 血行促進 心血管リスク

2025/09/06

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・サウナが好きで、心臓や血管への具体的なメリットを知りたい人
・血行促進や生活習慣病予防のために、サウナをどう活用すればいいか気になっている人

はじめに

こんにちは、湘南プライベートサウナ運営チームです! サウナはリラクゼーション効果が高いだけでなく、血管や心臓に対してさまざまなプラス効果をもたらすとの研究が注目を集めています。実際、近年のフィンランドや日本の研究から、「サウナ入浴の頻度が高いほど心血管リスクが低下する可能性がある」など、興味深いデータが報告されています。

そこで今回は、最新のエビデンスに基づいて、サウナで血行促進&心血管リスクを減らす方法をわかりやすくまとめました。サウナ好きの方も、健康管理に活かしたい方も、ぜひ参考にしてみてください。

1. なぜサウナが心血管リスク低減につながるのか?

1-1. 血管拡張と血行促進

サウナに入ると体温が上昇し、血管が拡張して血流が増加します。これにより血圧をコントロールしやすくなると考えられています。血管内皮機能(血管の弾力や柔軟性を担う部分)が改善されることで、動脈硬化の進行を遅らせる可能性も指摘されています。

1-2. ストレス緩和による影響

ストレスは心血管疾患のリスクを高める要因の一つですが、サウナにはリラクゼーション効果があり、ストレスホルモン(コルチゾールなど)の分泌を緩和するという報告もあります。ストレス軽減によって交感神経の過剰な活性化を防ぎ、結果的に心血管リスクの低減につながると考えられています。

1-3. 生活習慣改善の一環

定期的なサウナ入浴を行う人は、同時に運動や食事など健康的なライフスタイルにも意識を向ける傾向があるとの調査結果があります。つまりサウナを習慣化することが、全体的な生活習慣の改善につながるケースも少なくありません。

2. 実際の研究事例

2-1. フィンランドの大規模コホート研究

フィンランド東部の中年男性約2,300名を対象に行われた前向き研究(約20年追跡)では、週に2~3回以上サウナ入浴をする群と比べ、週4~7回入浴をする群で心血管疾患による死亡リスクが大幅に低下することが示されました。同研究では、高血圧のリスク低減、全死亡リスクの低下など、多方面への好影響が報告されています。

2-2. 日本の和温療法研究

日本独自の「和温療法」(約60℃の遠赤外線サウナに15分入浴後、30分保温)を慢性心不全の患者に実施した研究では、左室駆出率などの心機能指標が改善し、生活の質(QOL)が向上したとの結果もあります。高温サウナが苦手な方でも、低めの温度設定で血行促進効果を得られることがポイントです。

3. 血行促進&リスク低減のためのサウナ活用術

3-1. 温度設定と入室時間を調整

高温サウナ(80〜100℃): 短時間で効果が得やすいが、心臓への負荷が大きい場合があるので、5〜10分を目安に。
中〜低温サウナ(60〜70℃前後): ゆっくり入れるので、のぼせや息苦しさを感じにくい。20分程度を目安に休憩を挟みつつ入浴。
自分の体調や経験に合わせ、無理のない温度帯を選びましょう。

3-2. 有酸素運動との組み合わせ

サウナ習慣だけでなく、ウォーキングや軽めのジョギングなど有酸素運動を同時に行うと、より血管機能の改善が期待できるとの研究報告があります。運動後のクールダウンとしてサウナを利用するのも一案です。

3-3. 水分補給を徹底する

発汗量が多いサウナでは、脱水や血液濃縮を起こさないように水分補給が不可欠です。水だけでなく、電解質を含むスポーツドリンクなどを適度に摂取するとよいでしょう。脱水はかえって血圧を不安定にし、心臓に負担をかける可能性があります。

3-4. ロウリュやアロマを賢く使う

サウナストーンに水やアロマをかけるロウリュは、体感温度の上昇とリラクゼーション効果を高めます。ただし、心臓への負荷も増すので、呼吸が苦しくなるほど大量にかけるのは避け、適度に楽しむのがポイントです。

4. 湘南プライベートサウナで得られるメリット

  • 外気浴でのクールダウンがスムーズ
    波の音を聞きながら外気浴をすることで、交感神経が自然に落ち着き、心血管系への負荷を和らげやすい環境を作ります。
  • プライベート空間で自分のペースを守れる
    周囲に合わせて無理に高温や長時間を続ける必要がなく、自分の体調に合わせて温度や入退室のタイミングを調整できます。
  • ストレス解消効果もアップ
    自然を感じながらのサウナ体験は、精神的リラックス効果が高く、ストレスによる血圧上昇を抑えるのに貢献すると言われています。

5. 注意点とまとめ

  • 持病や服薬中の場合は医師に相談
    高血圧や心臓病の治療中の方は、主治医と相談したうえでサウナを利用すると安心です。
  • 急な体調変化に注意
    めまい、胸の痛み、過度の動悸を感じたら即座にサウナから出て休憩し、必要に応じて医療機関を受診しましょう。
  • 過度な長時間入浴は避ける
    無理して高温サウナに長時間入り続けると、かえってリスクが高まる場合があります。

結論としては、適度な温度・時間でサウナを活用すれば、血行促進や心血管リスク低減に役立つ可能性があるということ。そこに外気浴や運動・食事などの健康的な生活習慣を組み合わせると、より効果を感じやすくなるでしょう。湘南プライベートサウナでは、自然の力も借りながら、自分に合ったサウナ体験を安全に続けてみてくださいね!

参考文献・研究

  • Kunutsor SK, et al. Sauna bathing reduces the risk of stroke in Finnish men and women: A prospective cohort study. Neurology. 2018;90(22):e1937-e1944.
  • Laukkanen T, et al. Association Between Sauna Bathing and Fatal Cardiovascular and All-Cause Mortality Events. JAMA Intern Med. 2015;175(4):542-548.
  • Tei C, et al. Waon therapy for cardiovascular disease: Innovative therapy for the 21st century. Circulation Journal. 2016;80(9):2061-2069.
  • Hannuksela ML, Ellahham S. Benefits and risks of sauna bathing. Am J Med. 2001;110(2):118-126.
  • Shechter M, et al. The effect of the Finnish sauna and water procedures on the body temperature regulation and immune function. Eur J Appl Physiol. 2004;92(4-5):563-568.
  • Sugawara J, et al. Effect of exercise training on augmentation index in postmenopausal women. Hypertens Res. 2005;28(7):579-585.

免責事項

本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の医療行為や健康効果を保証するものではありません。また、サウナによる健康効果やリスク低減は個人差があり、すべての方に当てはまるとは限りません。持病や不安がある方は、必ず医師や専門家にご相談のうえ、ご自身の責任で安全にご利用ください。

サウナで血行促進&心血管リスクを上手にケアするために、ぜひ最新のエビデンスとともに、実際の体感や体調を両立させながら賢く楽しんでみてくださいね!

▼湘南プライベートサウナ

江ノ島のすぐ近く、鵠沼海岸で利用できるサウナサービスです。 「湘南の海で、最高の仲間と最高の思い出を。」をメッセージに、湘南の海、大空、富士山と自然に囲まれた場所でテントサウナを利用可能です。

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